デザイン?
〇〇づくり 〇〇おこし 〇〇ぐるみ
〇〇に地域や集落・まち・むら などを入れた言葉をよく耳にすると思います
かさなり?でもお話したように
ひとの生活や地域産業などを考える上では
それぞれ単体のみで考えずに組み合わせることで可能性が広がります
実際に様々な地域では
それぞれの思いや努力により取り組まれ
私たちは訪れる先々で魅力的な “ひと” や “もの” に出会うことができますし
こういった出会いがもっと増えるといいなと思います
一方で
これらの言葉は全てに当てはまるものではありません
人口が減少していき消滅可能性都市という言葉まで聞かれるようになった今
特に顕著な東北において実際に問題が起きている地域
例えば中山間の過疎集落や東日本大震災の被災地域などを見ていると
これらの言葉は素直に出てきません
逆に複雑に“かさなり”合っている中では
必要部分を抽出することも大切です
〇〇ぐるみという言葉だけが飛躍してしまうと
“一人ひとり” や “一つひとつ” を見落としてしまします
“かさなり”の可能性や問題点をしっかり見極めて
意味のある“かさねかた”をしなければなりません
あらためて
〇〇づくり 〇〇おこし 〇〇ぐるみ
これらはとても魅力的な言葉ですが
目的ではありませんし共通の答えでもありませんので
個人や地域の在り方はそれぞれに考えなければなりません
実際に見て知り
話を聞いて頷いて
一緒になって考えて
結果
問題を解決したり魅力的なものを生み出すこともあれば
ときにはどのように終りを迎えるかを考えることもあります
大切なことは目標や手段を納得して選択することだと思います
デザイン?
“ひと・地域・動物・とき” の かさなりを一緒に探すことです
それでは“かさなりデザイン”とは?